2011年3月26日土曜日

2011.03.26 vs 京都ハンナリーズ@滋賀県立体育館【観戦25戦目】

※ブログ更新日 2011/3/29
※ブログのカレンダーの日付≠ブログ更新日
※カレンダーの日付の日のことを日記的に後日更新するスタイルに変更しました。あしからず。





3月11日に発生した東北関東大震災。遅ればせながら被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。



bjリーグとしては開催可能な限りシーズン最後まで開催するという方針を打ち出し、被災した仙台89ERSと、同じく今後のシーズン参戦が不可能と判断された埼玉ブロンコス・東京アパッチ以外の13チームによるシーズン続行に。

しかし、シーズンを継続する13チームでもチームによっては所属している外国人選手の大半が一時帰国や契約解除によるチーム間の戦力不均衡、プレイオフはどうするのか、ファイナルをやるとしても輪番停電が実施されている東京の有明コロシアム開催はどうするのか、等、まだまだリーグの解決すべき問題は多い状況。いちブースターとしてはリーグの決定を待つしかできませんが。。





さて、震災後、滋賀レイクスターズとしては初のホーム開催実施となった滋賀県立体育館でのvs京都ハンナリーズの試合。今シーズンのレイクスvsハンナリーズは今回のカードが最終となる計6戦。

ここまでの4戦はすべて京都での開催で、レイクスの3勝1敗。しかも現在4位のレイクスと5位のハンナリーズの直接対決ということで、連敗なんてしてしまうと5位転落のピンチ。シーズン継続になった以上、負けるわけにはいかない大事な2試合。







館内に入場したところには両チームの選手が交互に並ぶようにして募金を呼びかけ。仙台89ERSからレンタル移籍してきたハンナリーズ#89日下光選手(下の写真中央)と、埼玉ブロンコスから同じくハンナリーズにレンタル移籍してきた#33ゴードン・クライバー選手(下の写真左から3人目、レイクス#2ゲイリーの左)が募金箱を手に。




あとで詳しく紹介しますが、この写真の左端・ハンナリーズ#54キブエ・トリム選手のアゴの下に少しだけ写っているのが、同じくレンタル移籍制度でレイクスに先日移籍してきたばかりの#15寺下太基選手。何でも彼のブログ(休止中)ツイッターによれば、24日の木曜日に車で8時間かけて埼玉から滋賀に移動して、金曜日の練習からチームに合流したばかりという超ハードスケジュールだったようで、本当にお疲れ様です。

なお、この日と翌日の日曜日にここで募金された方には、このブログの一番上にアップしている「HOPE がんばろう NIPPON」ステッカーが渡されました。



会場内のスクリーンにもステッカーと同じデザインのロゴマークと「復興支援ゲーム」の文字が。


そして、レイクスの選手紹介では、



早速#15寺下太基選手も他の選手と同様にしっかりとスクリーンに登場。レイクスの中の人、仕事が早い!

背番号#15はブロンコスのときと同じ背番号をレイクスでも継承。レイクスの初代#15に。



こちらは先ほど募金の中心にいた#89日下光選手。89ERSでの本来の背番号は#17。もちろん背番号を#89にしたのは仙台89ERSのチーム名から。琉球ゴールデンキングスに89ERSからレンタル移籍した志村雄彦選手も本来の#4ではなく、#89を背負っているとのこと。ちなみに彼のブログはこちら

なお、左に写るのはbjリーグ最年長の42歳に思えない活躍を続ける#7マクムード・アブルードゥ・ラウーフ選手。



こちらも先ほど募金箱を持っていた#33ゴードン・クライバー選手。彼はブロンコスでは#22だったものの、ハンナリーズの#22は川畑隼人選手なので、背番号変更の様子。



こちらはハンナリーズ#11川辺泰三選手。彼のブログによれば、一緒に写っている#89日下選手はじめ、#0瀬戸山京介選手、#5井上裕介選手と4人が同期だそうで。



右の選手はハンナリーズ#2レジー・ウォーレン選手。震災の影響でハンナリーズのトップスコアラーだったウェンデル・ホワイト選手が退団・帰国してしまったので、左にいる#7ラウーフ選手と共に本来の点取り屋である彼にも注意したいところ。



試合開始前の応援練習でレイクスチアリーダーズのシイカさんが掲げているのは、今回の来場者に無料配布された震災チャリティーバージョンの応援ボード。今回の対戦カードに特別協賛されていた滋賀ダイハツ販売さん提供。



レイクスの応援を盛り上げる原動力であるアリーナDJの仙石幸一DJ。しかし、なぜレイクスの公式サイトには彼の紹介が全く無いのか??レイクスのブースターを増やし盛り上げまくった最大の功労者だけに、不思議。

アウェイ観戦やbjtvで他チームのホームゲームを見れば、いかにアリーナDJの力が会場の盛り上がりや集客力に影響するかが実感できます。



改めてレイクスにレンタル移籍してきた#15寺下太基選手の写真を。この写真では分かりにくいけど、左肘のあたりに見えるブロンコスのイメージカラーであるグリーンが彼の思いを伝えています。

そういやヒゲも剃ったんかな?



さて、ティップオフ。撮影失敗なんで、ミニサイズで。。



試合は序盤からハンナリーズのディフェンスにターンオーバーを連発してボロボロのスタート。。



根間洋一ヘッドコーチ代行もたまらず指示を。

けど、後ろに立つベンチの選手たちは絶対に根間HC代行の声、聞こえてない、聞こうという姿勢が見られへんね。今に始まったこととちゃうけど。



しかし、1Qはハンナリーズ#7ラウーフ選手が序盤から2ポイントシュート入れまくるわアシストするわ、フリースローもきっちり沈めるわで「春のヤマザキパン祭り」ならぬ「春のラウーフ祭り」状態で大暴れ。

1Q終盤からコートに立った#0マイキー・マーシャル選手はことごとくシュートが外れて精彩を欠くスタート。



一時リードしたものの、1Qは19-22の3点ビハインドで終了。



2Qでは、石橋前HC時代からの2Qの定石?である#5小川伸也選手、#8堀川竜一選手、#9岡田優選手が登場。左奥に写るハンナリーズの選手は滋賀出身の#5井上裕介選手。この日の彼は12点の大活躍(もちろんハンナリーズにとって。。)。



一時は10点差まで広がってしまうものの、6点ビハインドでオフィシャルタイムアウト。



そして2Q残り時間僅か1秒ちょい(!)のところで、#15寺下選手がコートに登場!

でも、この日はこのシーンだけの登場やったんで、文字通り顔見せで終わった感じ。

しかし、本当、移籍決定後の数日でよく背番号とネーム入りのユニフォーム間に合わせたなぁ、ってところに感心感心。




試合の方は、パッとしない試合展開で結局36-45で前半戦終了。はっきりディフェンスの差がそのまま点差に出た感じ。。



さて、この日のインターバルでは、「ブルーレイクエンジェル」というサイクルフィギュアのチームの方達のデモンストレーションが。



これが、また凄い技の連発で見惚れてしまう。。マジで凄い!




さて、試合の方は後半はあまり写真を撮ってないんであっさり流しますw

3Q終了で64-71。追いつけそうで追いつけないもどかしい展開のまま最終クォーターへ。



4Q開始早々から4分間で一気に流れを掴んで点差を2点まで縮めて、ハンナリーズは思わず60秒タイムアウト。


その時の両チームのベンチの状況を。。


レイクスは上の方でアップしてる写真と変わらず、根間HC代行の話を聞いているのはコートに立つ選手だけ??ってな様子。#31城宝匡史選手は#12石橋晴行選手権ACに意見中。その背後のラマーにいたっては聞く気無しな感じ。

言葉がわからなくても、HC代行の指示を聞こうという姿勢が見られない。背後の他の日本人選手ももっとHC代行に近づいたりして指示を聞きに行くという姿勢が欲しい。



一方のハンナリーズ。

ハンナリーズの青野HCの姿が隠れてしまってるけど、ほぼ全員がひとつにまとまっている感じに見える。右にポツンと立っているのはレンタル移籍してきたばっかりの#33クライバー選手。


以前から、レイクスは本当にHCの指示を聞きに行く姿勢が見られないチームやなって思ってるけど、この点、イースタンカンファレンス断トツの成績を残している浜松・東三河フェニックスは中村和雄HCがタイムアウトで指示を出すときは、全選手がHCを核にギュッと体を寄せ合って指示を聞いているシーンを何度も観ているだけに、この辺の姿勢もチーム力の現れかと。。



別のタイムアウトのときの写真も。左から#8堀川選手、#31藤原隆充選手、#31城宝選手、#15寺下選手。




さてさて、2点差まで詰め寄ったものの、先程のタイムアウト明けからまたハンナリーズに点差を開けられて77-84でオフィシャルタイムアウトに。



その後は、#31城宝選手の連続3Pシュート成功やなんやで会場も大盛り上がりに!

そして残り25秒弱、1点差のビハインドで#0マイキー・マーシャル選手がシュートモーションで#11川辺選手のファールを誘って2本のフリースローをゲット!



・・・・・・・が、なんとマイキー、このフリースローを両方共決められず、ファールゲームを仕掛けるもグダグダな感じで失敗に終わって、



86-89で試合終了。



これでハンナリーズに勝率で並ばれて、この試合までの直接対決の成績3勝2敗でかろうじて4位。。


翌日の試合で負ければ5位転落だけでなく、今後ハンナリーズに同率で並んだ場合、得失点差でレイクスが下位になるということに。。


この日は何回もあった「ここぞ」というときに得点を積めなかったんで、ある意味力負け。こんなんではまだまだ優勝狙える(戦力は充分にあるのに)チームとは言えないなぁって実感した試合でした。。











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