2010年11月27日土曜日

2010.11.27 vs 島根スサノオマジック@島根県立浜山体育館 カミアリーナ(AWAY)【観戦8戦目】


※ブログ更新日 2010/12/1
※ブログのカレンダーの日付≠ブログ更新日
※カレンダーの日付の日のことを日記的に後日更新するスタイルに変更しました。あしからず。





シーズン開幕前から「観に行こうかなぁ~」と楽しみにしていたアウェイでの試合の一つである、新規参入の島根スサノオマジック(以下スサノオマジック)vs滋賀レイクスターズ(以下レイクス)との試合。

ギリギリまで悩んだ挙句、先週11月27日と28日、試合が行われる島根県出雲市に、日本全国から神々が出雲の地に集うという神在月(かみありづき)に行ってきたんで、溜まり溜まっている他の未完成な観戦記を放ったらかしにして、記憶のあまり薄れない内にこっちを先に更新しときますかw

旅行記的なものもゴッチャに書くと異常に長いブログになるんで、27日・28日の各試合の観戦記と、それ以外の島根旅行記は別に更新予定。


さて、いつもなら滋賀→島根くらいの距離ならば普通は車で行くものの、日曜の観戦後、夕方に島根を出て中国道西宮名塩~名神栗東付近で多発している週末恒例の大渋滞に遭遇するのは、月曜の仕事を考えるとキツイ。。

ということで、今回はJR西日本の「こだま&やくも指定席往復きっぷ」を利用して、新幹線&特急で出雲市に到着~。「現地でレンタカーでも借りるかな」って考えて数軒のレンタカー会社に電話してみるものの、さすがに当日空車のあるレンタカー会社はなくて(←当たり前ですね)、結局、地元の公共交通機関を駆使して、観光やら観戦やらすることに。・・・なんて環境にやさしいでしょうw (財布には優しく無いけど)


さて、出雲観光やらホテルにチェックインやらを済ませた後、17時頃にJR出雲市駅に隣接している一畑電車の電鉄出雲市駅へ。ちなみに一畑の読み方は「いちばた」。

さらにちなみに、この一畑電車は、中井貴一が主演した映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台らしくて、あちこちに映画撮影ゆかりのものの紹介が。まだこの映画を見たことが無いんで、後日、DVDでもレンタルして見てみるか。


この電鉄出雲市駅は、松江市と出雲市を結ぶ一畑電車の西の終着駅。試合会場のある島根県立浜山体育館 カミアリーナ(以下、カミアリーナ)へは、ここから4駅先の川跡(かわと)駅で出雲大社前行きの電車に乗り換えて、浜山公園北口駅という駅から徒歩で向かうことに。



改札を超えてまだ新しい高架のホームに上がると、待っていたのは京阪石坂線や近江鉄道の電車とはまた違った昭和レトロな風情を醸し出している黄色い電車。土曜の夕方ってこともあり、乗客は高校生を中心に十数人程度。



さて電鉄出雲市駅から20分程度で最寄りの浜山公園北口駅に到着。そこから陽の落ちた暗闇の中、iPhoneの地図アプリ(←旅先では「乗換案内」のアプリと同様、非常に使えます)を頼りに、10分程度歩いてカミアリーナの体育館が目の前に。しかし、全然人気が無い。。ガラガラやったら嫌やな~と、少し不安になりながら入り口へ。



17時半過ぎにカミアリーナに到着。試合開始1時間半前なのに、やはり思ったより人が少ない感じ。



入り口には今日の試合の案内板が。試合開始時間も書いてあり、次回のホームの対戦カード情報も案内されていて良い感じ。



チケットは慌てて事前にローソンチケットで購入した「2日通し券」なるものを利用。それを入り口で提示して、この写真のチケットを土日2枚分その場で引き換えてもらうシステム。チケットも色々なパターンで使いまわせるように工夫してあって面白いw

この2日通し券、お値段は1階自由席で4000円、つまり1試合2000円で1階で観戦できる超お得なチケット。まさにニトリならぬ、「お、ねだん以上、シマネ♪」。(←しょーもな。。)

なお、スサノオマジックの公式サイトを見直してみると、松江での開催試合では「2日通し券」の設定が無いようで、それ以外の会場だけで設定のあるチケットの様子。レイクスの中の人も、この「2日通し券」をパクって真似してくれても罰は当たらないと思うんで、何か考えて下さひ。不人気カード?限定とか、キャパの大きい滋賀県立体育館での試合限定でも良いんで。



さて、チケットチェック後に「オッス!オラ悟空!」ばりに現れたこのキャラクターが、スサノオマジックのマスコットキャラクターである「すさたまくん」。ゆるキャラ系。結構かわいらしいキャラクターやねぇ。なお、詳細はこの辺をご参照を。



で、1階に降りると今度はジェリコ・パブリセビッチHC(ヘッドコーチ)率いるスサノオマジックの選手御一行様が。こうやって全員並べると結構壮観w。



意味なく会場案内図も撮影してみる。アウェイのベンチは右側。レイクス以外のチームでは、ほとんどがホームベンチを左側に配してるので、レイクスのアウェイ観戦でもレイクスのホームゲームと同じ感覚で応援できるささやかなメリット?があります。



さて、いよいよ会場内に。外の寂しさからは予想できなかった程、多くのお客さんがいて安心安心。レイクス#31城宝選手やないけど、ホームゲームであれ、アウェイゲームであれ、観戦する側としても人の少ない会場での試合はかなり悲しいんで。。特に今シーズンはお隣りの京都ハンナリーズはじめ多くのチームで集客に苦戦してるからなぁ。。



アウェイベンチ後方の1階指定席Bから見たホームであるスサノオマジックのベンチ風景。ジェリコHCも既にベンチ入り。

なお、残念やったんが、スコアボードが普通の電光掲示板タイプやったこと。自分が初めてbjリーグの試合会場に入ってみて「おぉ~っ!これがプロの試合会場か!」と感動(←ちょい大げさ)したのが、吊り下げ式のスコアボードやったんで、余計に。下の写真は、その初めて見た2008年11月8日の滋賀県立体育館(vs大分ヒートデビルズ)のときのもの。


もし持ってなかったら、島根スサノオマジックの中の偉い方、どうか一刻も早く購入して会場にプロの試合会場らしい華やかさをプラスさせて下さいな。さらなる集客増につながるかも?(実は持っててカミアリーナでは設置できなかっただけのことやったらスイマセン)



さて、コートサイドには島根県らしい「どじょう掬いまんじゅう」なるスポンサーの看板も発見w



おっと、気付いたら手にはいつの間にか島根スサノオマジック ヴィクトリーウオーターが!販売価格は200円でちょい高めやけど、もれなくスサノオマジックの選手のバッジがひとつ貰えます。



反対側のラベルには「サポートマネージャー 六子」さんという方の写真が。ちょい調べてみると、地元島根出身のミュージシャンだそうです。ちなみに六子は「ろこ」と読むそうです。彼女のオフィシャルサイトをリンクしておきますか

そういやレイクスにはこんな応援ドリンクってまだ無かったような?富山グラウジーズや浜松・東三河フェニックスもあるんやし、作れば観戦の都度買うのに(ただし150円/500mlなら)。



コートでは2008-2009シーズンまで東京アパッチでチームメートだっ城宝選手(右)とスサノオマジックの#2仲西翔自選手が歓談中。



アウェイ(レイクスベンチ側)のゴール裏の方にはbjと日の丸を挟むように山陰中央テレビ(TSK)とスサノオマジックの旗が掲揚されていて、その下には左からスサノオマジック#55横尾達泰選手、同#36仲摩匠平選手と、レイクス#8堀川竜一選手×2枚、#9岡田優選手の応援フラッグが。



そんなこんなでオープニングセレモニーがスタート。先ずは各チームの選手紹介でレイクスから。紹介後、コート中央で士気を上げる石橋貴俊HC&レイクスの選手。

ひとり選手が足りません。そう、前回の大分遠征に続いて今回の島根遠征でも#91佐藤浩貴選手が帯同していない様子。う~ん、、今回の遠征はバス移動らしいから新幹線や飛行機での移動と違って交通費はかからんのに、それでも一人の選手の宿泊&食費を節約しないといけない程のレイクスの経済事情??明らかに全選手の士気や心情にはプラスになってへんやろねぇ。



続いて、スサノオマジックの選手紹介。観客の皆さんが掲げている大きな白い紙は、入場時に配布されていた山陰中央新報の島根スサノオマジック特集版の新聞紙。(上の写真をクリックしてもらえれば拡大写真でも少し大きく見れたりします)



手前でマイクを持った全身レイクスブルー、いや、スサノオマジックブルーに身を包んだ男性は、スサノオマジックのアリーナDJである原政宏さん。ややクラブDJチック?なノリ。



選手入場が終わると、続いて来賓の方々のご挨拶など。先ずは出雲市長さんが挨拶中。その間、起立を求められてベンチで整列するレイクス御一行様。ただし城宝選手はこのセレモニーの間こっそり抜けだしてコートにいなかったのは内緒ですw



なお、来賓には里見香奈さんという島根県出身の女流棋士もスピーチ。まだ18歳でプロ棋士とは凄い!



一方、レイクスのベンチ裏では、BSフジの「プロバスケ!bjリーグTV」のキャスターも担当しているフジテレビの宮瀬茉祐子アナウンサーがレイクスのベンチレポーターとしてスタンバイ。この試合はBSフジで生中継&この日の深夜に山陰中央テレビで録画放送されました。



中継席はコートを挟んだ向い側の2階に。写真では分かりにくいけど、中継席左が同じくbjリーグTVメインキャスターでもあるフジテレビの青嶋達也アナウンサー。右は解説を担当したbjリーグコミッショナーの河内敏光さん。



ひと通りオープニングセレモニーが終わって、試合直前のコート練習の様子。写真は左からスサノオマジック#8レジー・ゴルゾン選手(多分)、#2仲西翔自選手、#36仲摩匠平選手(かな?)



同じく左からスサノオマジックの#1山本エドワード選手、#55横尾達泰選手、#9籔内幸樹選手、#52ウィル・カード選手、#21曳野康久選手。ちなみに横尾選手と曳野選手、お互いのブログでの二人のやり取りが結構面白かったりします。



そして、右端が#7フォレスト・フィッシャーIII選手、その横が#4ジェラル・デービス選手。(左端はさっきの曳野選手)


あ、#20テリー・エバンス選手が撮れてへん。。



そんなこんなで、Tip Off!、、、撮影失敗。。



試合は始めの数分間、両チームともなかなかシュートが決まらずにお互いに点が取れないロースコアな展開。ちなみにスーツ軍団は奥左が土井敦史AGM(アシスタントゼネラルマネージャー)、奥右が根間洋一AC(アシスタントコーチ)、その二人の間の手前の方が坂井信介GM(ゼネラルマネージャー)。

さらに手前に写っている方々はレイクスではなく、スサノオマジックのブースターさん達。レイクスのベンチ真裏の席や、その背後の1F自由席B(本来?レイクスブースターが集まるべき席)にまで多くのスサノオマジックのブースターの方々に侵触されてしまいました。。やはりここは島根県、どアウェイですw



普段ホームで観戦するとき、以前は結構大声でブーストすることも多かったけど、試合後の声枯れが酷くてなかなか治りにくく、ほぼ必ず週明けから数日間は仕事に支障が出まくり・・・なこともあって、殆ど大声を出すことは控え気味やったけど、



滋賀から島根にやって来たレイクスブースターさんが意外に少なくて、ほとんどの方がゴール裏に集まってられて声出しを先導されてたんで、レイクスベンチ後方からも自分&嫁を含めても5,6人程?だけしか居なかったんで援護射撃wせなアカン!って使命感で、本当に久々に1試合まるまる「ゴーゴーレイクス!」「ディーフェンス!」。

・・・で、はい、喉が潰れて、これを更新している今日(12月2日・木)も声枯れが治ってない状態w



声出し中はプレイを見ているようで実際はあんまり記憶に残っていないことが多いんで、試合の流れをあんまり覚えてないw けど、1Qはクォーター終了間際まで粘るスサノオマジックにわずか1点のリードだけ。



ベンチに引き上げるレイクスの選手達は皆厳しい表情。

スサノオマジックは普段スターターのPG(ポイントガード)であるキャプテンの#0石崎巧選手が日本代表としてアジア大会に出張中で不在であり、しかもF(フォワード)の#7フォレスト・フィッシャーIII選手も故障明けでまだコートに(この時点では)立っていない飛車角落ちの状況。

そやから、恐らく思ってたよりも苦戦してしまった。。って感じやろね。



スサノオマジック#1山本エドワード選手とレイクス#11藤原隆充選手のマッチアップ。



2Qに入ってようやく徐々にレイクスが引き離していく展開に。ちなみに、一見レイクスのホーム会場みたいやけど、この写真に写っているブルーの服を来た方々はほぼ100%スサノオマジックのブースターさんです。



結局2Qを終えてレイクスが16点リードして前半終了。声出しも休憩w



インターバル中、レイクスのベンチにBSフジのカメラが接近。もちろんターゲットはカメラ映えのする城宝選手w



今度は石橋HCがインタビューに。レポーターの宮瀬アナウンサーとの身長差が有りすぎて、お互いにやりにくそう?


で、後半スタート。ここからはブーストに力を入れていて、ほとんど写真は撮れてないんであっさり流しますw

3Qに入ってもレイクスが一気に点差を広げ、20点以上の差に。スサノオマジックのジェリコHCもたまらず故障明けしたばかりの#7フォレスト・フィッシャーIII選手を投入。(左はレイクス#5小川伸也選手)



#5小川選手はこの日1Qでファールを重ねてプレイタイムが僅か13分しか貰えなかったものの、フリースロー2/2を含む7点の活躍。



3Q終了時点で25点差の 73-48!勝負は既に決した感じに。



この日のレフリーは、右から伊藤正志、上田信彦、長谷川修一の各氏。

 レフリーA 「島根のチアリーダーはあんまりダンスしてくれへんなぁ」
 レフリーB 「わし、それだけが楽しみでレフリーしとんのに。。」
 レフリーC 「帰りに出雲そばでもやけ食いして帰ろか」


 ・・・なんてことは仰ってませんので、念のため。(失礼しました)



アリーナDJが「あそこに『すさたまくん』が登場だ!」みたいなことを言って、スサノオマジックベンチ側の後方を見上げると、動く「すさたまくん」が登場!

でも、紹介が遅かったために登場後、十数秒で4Q開始のブザーが。。



4Qに入るとスサノオマジックに一時追い上げられるも、

(写真でものすごいジャンプでレイクス#8堀川選手のシュートを阻むのは#4ジェラル・デービス選手)



92-69の23点差でレイクス完勝!

これで11月頭の仙台89ERS戦2戦目から負けなしの6連勝&レイクス連勝新記録更新中&貯金7&首位独走!



アウェイでの勝利を見届けるのは、ホームでの勝利よりも嬉しい気がしないでもないw



しかし気になったのは、特に#0マイキー・マーシャル選手が試合に負けたかのような厳しい表情やったこと。#45レイ・シェファー選手や#33ラマー・ライス選手もこの写真からはあまり喜びが伝わらないねぇ。


さて、レイクスベンチ前ではBSフジの生中継の勝利者インタビューが。まずは石橋HC。



続いてキャプテン・ワラがインタビュー。


で、ジョーもインタビュー。あとでテレビでこのインタビューを見ると、ワラ「優勝しか考えていない」、ジョー「優勝狙えるチームだし、必ず有明に戻ります」と頼もしいコメント。



テレビ中継の時間が余った?のか、控えに帰っていた#9岡田選手もコートに呼び戻されてインタビュー。石橋HC、ワラ、ジョーの標準語と違ってべたべたな関西弁で答えるのがいと嬉し。



で、インタビューを終えて帰り支度をはじめられてた宮瀬茉祐子アナウンサーに「お疲れさまでした」と挨拶して、ダメもとでインタビューを写真撮影をお願いしてみたら、快く応じて頂きました。本当にお疲れのところありがとうございました。ミーハーな嫁も(俺も)大喜びでしたw

島根弁やと「だんだん」でした。でええんかな?




勝った余韻に浸りつつ、そろそろ帰りの電車の時間も迫ってきたんで会場を後に。



外に出てみると何と雨・・・。傘持ってへんのに。。仕方がないんで、そのまま暗い道を往路と同じルートで一畑電車の浜山公園北口駅まで小走りで移動。。

地元の方も滋賀の他のブースターの方もほとんど皆が車で来られた様子で、駅のホームに試合を見に来たと思われた人は他に1組だけ。ちなみに、この電車がこの日の終電。



往路と同じく川跡駅で乗り換えて、22時頃に出雲市駅に到着。



その後、ホテル近くの居酒屋さんでささやかな祝勝会。全般的に美味しいお店でした。


で、なんやかんやでホテルに戻った後、結局午前1時半頃から山陰中央テレビで放映されたこの日の試合の録画中継を最後まで見てしまって、超夜更かしして就寝w




ということで、翌日11月28日の日曜日に行われた2戦目のレポートは次のブログで。









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