2011年10月15日土曜日

2011.10.15. 滋賀レイクスターズ vs 京都ハンナリーズ @野洲市総合体育館【2011-12シーズン開幕戦】


※ブログ更新日 2011/10/16
※ブログのカレンダーの日付≠ブログ更新日
※カレンダーの日付の日のことを日記的に後日更新するスタイルに変更しました。あしからず。




bjリーグは先週からイースタンカンファレンスの3カードが先行して2011-2012シーズンが開幕、滋賀レイクスターズも新しいヘッドコーチの元、10月15日(土)に開幕。会場は、2年連続で野洲市総合体育館。雨の予報通り、小雨模様。



新体制のレイクスターズの試合を見るのは、実は今月頭に大阪の池田市で行われた大阪エヴェッサとのプレシーズンゲームを観戦して以来2度目だったりします。

ちなみに、今シーズンのプレシーズンゲーム観戦は、レイクスの試合に留まらず、9月に浜松で行われた浜松・東三河フェニックスvs信州ブレイブウォリアーズ、池田で行われた大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズにも足を運んでいて、年々bjリーグ観戦の数が確実に増えとります。。

それぞれの観戦記もどっかのタイミングでアップはしたいけど、、、せーへんやろなぁ。。



ってことで、10月15日(土)の滋賀レイクスターズvs京都ハンナリーズの観戦記に。




体育館に掲げられている横断幕には野洲市総合体育館で今シーズン開催されるカードが告知されていて、今回のvs京都ハンナリーズの他、11月にvs高松ファイブアローズ、1月にvs琉球ゴールデンキングス、4月のレギュラーシーズン終盤には前ヘッドコーチの石橋貴俊コーチがいる信州ブレイブウォリアーズとの試合が予定されとります。



さて、久しぶりのレギュラーシーズン観戦ってことで、いろいろと変わったり新しくなったりしたところも目について、個人的に一番改善されたなぁって思ったのは、アウェイチームのベンチ椅子が一新されていたこと。従来の普通の安っぽい椅子から、そこそこ厚みがあるクッションで柔らかそうな座面&bjリーグのロゴ入りのものに。これまでレイクスベンチだけがクッション付きの椅子やっただけに、これは文字通りの改善かと。


昨シーズン「ヒビが目立ってきてるなぁ〜」って思ってたコート真ん中の大きなロゴマーク(センターサークル)も、ツヤツヤピカピカに。



さて、試合開始1時間前になり、オープニングスタート。この試合のメインスポンサーは、今シーズンもチームのメインパートナーとしてレイクスを支えていただいている成基学園様。bjリーグではスポンサー獲得に苦労しているチームが少なくない中、大変ありがたいことです。



コート上には左から、レイクスのキャラクターであるマグニー、今シーズンもアリーナMCを担当する仙石幸一MC、そして今シーズン、セカンドMCを担当されるヤマシタユウジさんもご挨拶(ヤマシタMCの漢字不明なんでカタカナ表記でスイマセン)。あれ?ってことは昨シーズンまで仙石MCの代わりをしていた西田育弘MCは辞めはったんかな?



続いてレイクスチアリーダーズが紹介され、オープニングパフォーマンスを披露の後(写真撮れず。。)、両チームの選手入場。まずは対戦相手の京都ハンナリーズから。写真中央は、レイクス初年度から昨シーズンまでの3シーズン、レイクスの選手兼アシスタントコーチとしてチームを牽引していた石橋晴行選手。背番号はレイクスのときに付けていた#12からハンナリーズでは#3に変更。



つづいてレイクスの選手入場。選手紹介ムービーも一新。写真は今シーズンのキャプテン、#5小川伸也選手。



で、この方が今シーズン、レイクスの3代目HC(ヘッドコーチ)としてオーストラリアのメルボルンからやって来たアラン・ウエストオーバーHC。過去2人のHCとは違って決めポーズw 「う〜ん、マンダム」を思い出した方は、年齢が私と同世代かそれ以上ってバレてしまいますw



今シーズンのレイクス選手。昨シーズンから残った選手は日本人3人と外国人1人の4人だけ。他の7人は新メンバー。その内bjリーグ未経験者は4人。ちなみにbj未経験者を除く7人中、bjリーグのオールスター出場経験者は5人(日本人3人・外国人2人)います。全員分かる方はかなり通な方かもです。



こちらは今シーズンのレイクスを率いる方々。右がさっきのマンダム親父 実物のウエストオーバーHC。過去の2人のHCとは違って開幕初戦からレイクスブルーを無視したネクタイの色w 左の2人は昨シーズン、終盤よりHC代行を務めていた根間洋一AC(アシスタントコーチ・写真左)と土井敦史AGM(アシスタントゼネラルマネージャー)。共に昨シーズンからレイクスを率いて2シーズン目。



目の前をどこかのテレビ局が取材。見覚えのある顔は、、NHK大津放送局の高木修平アナウンサー。NHKも開幕戦を取材に、、、って生中継してくれてもええのに。と、会場に見に来ているにもかかわらず勝手なことを考えたりw



試合前のシューティング風景のひとコマ。

この写真では分かりにくいけど、ウエストオーバーHCもゴール下に立って、フリースローの練習で誰かがシュートを撃つたびに全員が円になってパンパンッ!と手拍子。HCの右、写真右端の方は、今シーズン、#10波多野J和也選手と共に埼玉ブロンコスからレイクスに移籍?してきた石坂美彦アスレティックトレーナー。

ちなみにこの儀式?、10月1日の大阪エヴェッサ主催のプレシーズンゲームでもやってましたが、気になったのは選手のテンションがやたら低いように見えることw




さて、いよいよ2011-2012シーズンの開幕試合スタート。写真中央は#5 小川選手とマッチアップする京都ハンナリーズ創設以来キャプテンを3シーズン連続で務めている#0 瀬戸山京介選手。で、なんかハンナリーズの選手のユニフォームに違和感を感じてたけど、原因がすぐに判明。

昨シーズンまでのハンナリーズのほとんどの日本人選手のユニフォームには、苗字ではなく名前が表記されていたのに、今シーズンは全員苗字で表記されていて、
#0 瀬戸山京介選手 KYOSUKE → SETOYAMA
#9 仲村直人選手 NAOTO → NAKAMURA
#11 川辺泰三選手 TAIZO → KAWABE
#50 村上直選手 SUNAO → MURAKAMI
に変更されてました。理由は分かりませんが。

一応、裏をとるために過去の手持ち写真を調べてみると、栗東出身の#5 井上裕介選手は、なぜか昨シーズンもYUSUKEではなく INOUE だったのが謎ですw


なお、開幕試合の滋賀レイクスターズのスターターは先述の10月1日の大阪エヴェッサとのプレシーズンゲーム同様で、#0 レイ・ニクソン選手、#1 岡田優選手、#5 小川伸也選手、#19 ディオニシオ・ゴメス選手、#30 ジョシュ・ペッパーズ選手。

対する京都ハンナリーズのスターターは、#0 瀬戸山京介選手、#2 ジャーメイン・ボイェット選手、#7 リック・リッカート選手、#11 川辺泰三選手、#41 ランス・オーレッド選手。



こちらはタイムアウト時にパフォーマンスをしているレイクスチアリーダーズの皆様。こちらも選手同様に、昨シーズンから引き続き活動されている3人以外はすべて新人さんですがさすがにビシッと決まってます。写真中央は#88 マグニーで、中の人は新人かどうかは知りません



さっそく、1Qの途中から京都ハンナリーズ#3 石橋晴行選手も登場!レイクス#11藤原隆充選手(ワラ)にガッツリと素早い動きでまとわりついてきてワラもウザそうw

石橋選手はレイクスでは試合出場時間はかなり少なかったものの、先月9月下旬に観に行った大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズのプレシーズンゲームでは試合の半分位ずっと出ていて驚いたんですが、この日も年齢を感じさせない運動量でさすがです。

昨シーズン、東日本大震災で活動を休止した仙台89ERS(エイティナイナーズ)から京都ハンナリーズの3代目のHCとして3年契約をした浜口炎HCの目指すディフェンス重視・ロースコアのバスケットに欠かせない選手として重用されそう。

この日の石橋選手は14分超の出場。昨シーズンのレイクスでの出場時間を全部合わせても約65分なんで、なんと、この1試合で昨シーズンの20%以上のプレイタイムw 選手は試合に出てナンボなんで、永く長く活躍してもらいたいもんです(レイクスとの試合での活躍は望みませんw)。



ここまで一切試合自体には触れないまま(おいおい)1Qはシーソーゲームのまま17-17で終了。

さて、いよいよ日本人選手を必ず3人以上同時に出場させないといけないbjリーグ特別ルールの2Q(第2クォーター)へ。

昨シーズンの石橋貴俊HCは1Qからの試合の流れや、その試合での個々の選手の調子など関係なく、ほぼお決まりの選手起用をすることが多かっただけに、ウエストオーバーHCの選手起用が気になるところ。



2Qのレイクス日本人選手は、1Qから引き続き#9 岡田選手と#11 藤原選手に加え、3人目の日本人選手として新人の#18 本多純平選手がいきなり登場!フェイスガードをしているのは、9月の公開練習のときに#30 ジョシュ・ペッパーズ選手と衝突して鼻を骨折したため。せっかくのイケメンがもったいないけど仕方ない。

今シーズンのレイクス新人3選手(他は#13 伊戸重樹選手・#15 宮城信吾選手)で最初にコートに立った本多選手。ウエストオーバーHCの期待の現れかも。#10 波多野選手が復活するまでに1試合平均のプレイタイムを彼がどこまで伸ばせるか楽しみ。



一方、外国人選手は#4 ジュリアス・アシュビー選手と#19 ディオニシオ・ゴメス選手でスタート。



#18 本多選手は2Q中盤、プロ選手として初の3ポイントシュートを成功させて新人3選手で得点も1番乗り。この日は2Qの10分間すべて出場で、3Pと2Pを1本ずつ決めて5得点という大卒ルーキー・開幕戦で初出場で大したもんです。



この日、ポイント&リバウンドでチームトップの成績を残した#0 レイ・ニクソン選手。昨シーズンまでレイクスを引っ張っていたマイキー・マーシャルとはまた違ったタイプやけど、試合を重ねてチームが完成してくると、とんでもない活躍を毎試合してくれそうな予感。



2Qは20-17で3点リード。内容はあまり良くないものの37-34で前半終了。今シーズン、ウエストオーバーHCが掲げる「シャッフルオフェンス」という戦術も、ここまでは「?」ってな印象。



休憩(ハーフタイム)中のコート全景。この写真では休憩中なんで客席に空席が少し目立つけど、実際は満員に近い感じ。試合後に発表されたこの日の入場者数は1950人だとか。もう少し広い方がよいかなって思うけど、個人的には好きな会場だったりします。(家から一番近い会場ってこともあるけど)



こちらは昨シーズンから始まった、前半のスタッツ(成績)紹介。チームスタッツは写真の通り。ただ、上から3つまでのデータ、左右に表示されているであろう成功本数/シュート本数の数字が小さすぎ&スクリーンでは切れてしまっていて、シュート確率しか分からん悲しいことに。。昨シーズンからこんな感じが多いんで改善を期待。



続いて前半の各チームごとの個人スタッツ。こちらはレイクス。#0 レイ・ニクソン選手の奮闘が数字でも明らか。続いて今シーズン復活を期待されまくりの#1 岡田選手。#18 本多くんも#11 ワラと並んで3位。



そしてハンナリーズの個人スタッツ。今シーズン加入した211cmの大男、#41 ランス・オーレッド選手が得点もリバウンドもアシストもチームトップ。今シーズンのハンナリーズは、もう一人同じ211cmの#7 リック・リカート選手もいて、この日の試合は最後までこの2人の巨人に苦しまされる結果に。。



さてさて、後半戦、3Q(第3クオーター)スタート。この日の#5 小川伸也選手の プレイタイムは30分を超え、名実ともに主力選手に成長。あとは結果を出していくのみ。



3Qも1Q同様17−17で同点。レイクスが2Qでつけた3点差のまま。勝ってはいるけど、ここまでも素人の俺が見ても「中々シャッフルオフェンスってやつがうまく機能してへんっぽいなぁ〜」って感じ。



4Qで、レフリーのジャッジに言い寄るハンナリーズ浜口炎HC。言い寄られるレフリーは#27 佐藤優樹レフリー。新潟アルビレックスBBに同姓同名の選手がいらっしゃいますが、どーでもよい知識ですね。。手前はハンナリーズ#11 川辺泰三選手。



他ではあまり触れられることがない(多分)、一人で勝手に作って満足してるこのブログ恒例の「今日のレフリー紹介」をw

写真左は先ほどの#27佐藤優樹レフリー、真ん中は#12 鬼頭英伸レフリー、右は#34 永島稔レフリー。って、永島さんの顔が分かりませんね。。スイマセン。

この試合の時に購入した「bjリーグオフィシャルガイドブック2011-2012」に掲載されているレフリーのページでは、今シーズンのレフリーは36名いらっしゃるそうで。今シーズン、滋賀で何名の方が登場され、写真に収めてこのブログで紹介することができるか、密かにコンプリートを目指してみようかとw

全員紹介できればbjリーグ事務局に褒めてくれるように申請をしたいと思いますw



試合の方は、高さで有利なハンナリーズが一進一退の展開を繰り返しつつも徐々にレイクスとの点差を詰めてきて、、(写真は左からハンナリーズ#2ジャーメン・ボィエット、レイクス#0 レイ・ニクソン、ハンナリーズ#9 リック・リカート、レイクス#19 ディオニシオ・ゴメスの各選手)



ついに、4Q残り4分位のところで追いつかれ逆転され、、(写真はレイクス#4 ジュリアス・アシュビー選手とハンナリーズ#41 ランス・オーレッド選手のマッチアップ)



レイクスが僅か1〜2点の差をなかなか再逆転できないまま、残り時間も残り30秒。。




ここでウエストオーバーHCはファールゲームを仕掛けることに。#1 岡田優選手にもファールゲームの指示を出しているシーン(多分)。

しかし、、今シーズンからbjリーグでの名物ルールだった、ワンエンドワン(1&1)のフリースロールール(ファールされたチームに与えられるフリースローは1投目を成功させたときだけ2投目も可能になる)が廃止(ファールされたチームは必ず2回のフリースローができるという普通のルールに改正)されたんで、追いかけるチームがファールゲームを仕掛けて逆転を狙うって戦法が取りにくい。。




ところが、この日のハンナリーズは、レイクスのホーム開幕戦の空気を読んでくれて(嘘)、#41 ランス・オーレッド選手はファールゲームで与えられた2回のフリースローを連続失敗。その度にレイクスブースターも逆転を期待して大歓声(俺もですが)w



・・・にもかかわらず、それ以上にレイクスの選手がシーズンのホーム開幕戦勝利に重圧を感じたのか、なかなか加点できず、



残り時間だけがどんどん減るばかり。

レイクスは最後までファールゲームを仕掛け続け、



結局3回のファールゲームを仕掛けることに。

ハンナリーズもそれで6回得たフリースローなのに、成功させたのは#11 川辺泰三選手の1本だけ。彼は昨シーズン、フリースロー成功率75%以上にもかかわらず、逆に4本中3本も落としてレイクスの初勝利に気を使ってくれた(嘘)のにねぇ。。




普通に2P入れて1度のディフェンスを成功させれば勝利!ってなチャンスを、#30 ジョシュ・ペッパーズ選手の2度のターンオーバーなども含めて、ことごとく潰してしまい、、(写真は相手のフリースロー失敗を祈るレイクスベンチ。左から#18本多純平選手、#13伊戸重樹選手、#11ワラ、根間AC、ウエストオーバーHC、土井AGM)




試合終盤残り1分半ほど、1点も加点できずに試合終了。。。ハンナリーズもこの1分半でフリースローの1点しか入れられなかったのに。文字通り自滅です。



アウェイでの開幕戦勝利で沸く京都ハンナリーズのブースターの皆様。羨ましい。。



一方、コート中央に集まるレイクス選手&HC。



アラン・ウエストオーバーHCのインタビュー&挨拶。「多くの人に来て応援してもらったのに勝てなくてスンマセン、明日は勝つからまた来てね」的な内容。



続いて、キャプテンである#5 小川伸也選手へのインタビュー。後ろでタオルを羽織っている前キャプテンの#11ワラもそうしてきたように、これからは小川選手が敗戦でもインタビューを受けなければいけないポジションになったんで、精神的にもかなり鍛えられるんやろねぇ。頑張れ!




さて、負けてしまったんで「MVP」ではなく「最も印象に残ったプレイヤー」に送られる「MIP」は、攻守に大活躍だった新加入の#0 レイ・ニクソン選手。ただ、勝てなかったこともあり、表情は複雑なままやったんが印象的。しかし、彼の活躍がなかったら、今日の試合は一体どんな悲惨なことになってたやら。。


ま、なんやかんやで、今シーズンのレイクスは経験豊富で実績もあるウエストオーバーHCのもと、日本人はベテランと中堅、新人のバランスが良い感じやし、外国人選手も実績ある選手ばかり。そして今までとは違った「チームの強さ」を期待できるオーラも漂ってる気がするし、アウェイ観戦も含めて楽しみなシーズンになりそう。


お客さんも増えていってくれることを期待します。





















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